諦め続ける薬

忘れることは、疲れに対する最高の薬。思い出に対する最悪の薬。

日常

2017年各種振り返り

今年振り返り。(1)今年やった面白いゲーム。 スプラトゥーン2、INVERSUS、SANCTUM2、Ghost Recon Wildlands、The Flame in the Flood。(2)今年読んだ面白い小説。 テスタメント・シュピーゲル上下。読み返しでは、リカーシブル、天国の五人、謎好き乙女と明…

空っぽになったらポイされるんだよ

「結婚に対して意識しているか」という話が、この間出た。 その時は適当なことを言ってごまかしたものの、帰ってからしばらく考え込んでしまう。 結婚って何だろう。 あ、別にこのエントリは社会の変化云々に関して述べるわけではないので安心してほしい。自…

失敗しうることは失敗するだろうから

マーフィーの法則が大好きである。 最初に出会ったのはなんだっただろうか。確かマーフィーの法則に似たもので、「機械が壊れたことを誰かに証明しようとすると動き始める」。あれほど腑に落ちた時もなかなかない。 失敗しうることはいつか失敗する。なんと…

氷にならない世界

そして、世の中にこれだけ人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送っている人もいるんだ。そうに違いないと思ったの。それがあたしじゃないのは何故?(谷川流 / 涼宮ハルヒの憂鬱) 僕はいかにも自分が主人公であるような気分で生きている…

ねこっぽいSNS想像

自分が猫になってゆるやかな生活をするネットゲームをみたい、みたいな想像はたまにtimelineでみる。もしかしたらあるのかもしれない。最近だと動物を動かすゲームはいくつもあるし、猫好きの人々によるSNSは多い。 というわけでねこっぽい行動をとれるぼー…

地元に帰ったことと帰ってきた若者のこと

お盆は多忙で休めず、かわりに二週後の月曜日から一週間ほど休暇をもらった。 せっかくだしその期間のことを日記に書こうと思ったものの、火曜日に呼び出しがかかり水曜日には戻ってしまったので、それほどゆったりしてはいなかった。 というわけで、月曜日…

引っ張る泣き声

子供の泣き声がこんなにも苦手になっているとは思わなかった。 昨日、スーパーに行った。 安売りのカップ麺を探している時、中央の通路を走る男の子の姿があった。見た目五歳ほど。不安げな顔で、「お母さん、お母さん」と言いながらふらふらと通り過ぎてい…

刺さっていたとげが抜けそうで

やっとここ数か月立ちはだかっていた壁を乗り越えられそうで、いくらかほっとしている。 日記を書く暇もなかった。いや、暇はあってもあまり触れなかった。 開始三十日の「どんなことでもいいから続ける」からその後の「書くことができたらその都度」を過ぎ…

バスから耳へ

ちょっとした旅行から帰宅。 今回は高速バスを使用したものの、どうにもいけない。酔ってしまう。三半規管鍛えないといけない、と旧友に言われたことがある。 これでもいいほうなのだ。前のほうで左窓際の席、ならば酔わなくなったから。どれだけ限定された…

逃れられず、ずっと続く

待合室に入った。 数分の用を済ませて帰るつもりだったのだけれど、数百人が、数百の待合席に座り、整列したまま順番を待っている。新たに入った私を、数百かける二の瞳が刺し殺す。もしかしたらあの奥の扉にも同じように膨大な列ができているのかもしれない…

悔しさの指標

四月から話すようになった同年齢の人にこの間「将棋できる? 昔やってた? じゃあやろう!」とまくし立てられ、いつの間にか駒を並べていた、ということがあった。「最近ネットでやっててはまってるんだよね。勝率二割だけど」などといいつつ、彼は飛車を中…