文章
物語原稿書き終わって、すぐ赤入れ、となると、「内容に関する赤入れ」と「文章に関する赤入れ」がごっちゃになる、ということがよくある。どちらも重要であることは間違いない。ただその読み返す時の意識は二つを分けるだけで変わり、見逃しが少なくなる、…
この間、タスク処理から夏休みの宿題の話になった。 「とりあえず一区切りずつ分担しよう」「一週間に分けてやればすぐ終わる、たぶん」「なんか夏休みの宿題みたいだな、『一日三ページやれば七月中に終わる』みたいな」「あったあった。でもやらない」 あ…
家に原稿用紙はたくさんある。でもあまり使わない。 もともと文房具集めがほんの少し好きなので、レポート用紙とか便箋とか、使い切りもしないのに集め、引き出しの一番上に仕舞っておいた。それらは書くためではなく、集めるためだ。どうやら昔の私は何もか…
(昨日までの)ありふれた日常のことを思いながら、ボクは手を引かれ素直について行く。 あいつ――メンカルという名前らしい変な生き物――が一体何者なのかは、さっぱり分かっていない。 約物の話。 一文中で注釈を挿入する用法での丸括弧"()"を使うことが、私…