諦め続ける薬

忘れることは、疲れに対する最高の薬。思い出に対する最悪の薬。

理不尽な要求

 理不尽な要求というのは時に人を困らせる。
 ……みたいな固いスタートからいろいろ書こうと思ったものの特にオチも浮かんでいないし適当に。


 キャラクタが作中でなんらかの要求してきたとする。
 要求と一口に言ってもいろいろあるだろう。たわいない甘え、無邪気な我儘、冗談交じりの振り。
 その中でも理不尽な要求、叶えられないようなものを突然突きつけられたら。


 ヤンデレ。あいまいなくくりよくないとは分かっているので便宜的な例えとしか用いないことにする。
 そう呼ばれている割合が多いキャラクタ自体にはそれほど嫌悪はない。けっこう読むし。
 ならどうしてそこに怖さが出てくるのか。
 恐怖の元は理不尽な要求なのかな、と。
 叶えようがないものを求められる。できるのが当然のように。
 そしてまあ、パターンによっては、叶えられない時のペナルティというのも大きく配置される。


 誰であろうと理不尽な要求というのはかなりの力を持つものだと思う。
 あるいは力の差異によりその理不尽な要求をすることができる。