諦め続ける薬

忘れることは、疲れに対する最高の薬。思い出に対する最悪の薬。

アニメ感想氷菓11.5話:台詞の話

 Ustream配信での氷菓11.5話「持つべきものは」感想。
 ディスク特典というだけあってすごくサービス回だった印象。折木供恵の帰還から始まり、折木のバイト、プール回。ところどころの構成に作者らしさが見えた感じ。

 個人的に感嘆したのは途中の台詞。「なりたければなるし、ならなければならない」。
 これは愚者編の折木モノローグで、女帝追求の時のもの。十一話のあのシーンではモノローグがなく当然省かれていたけれど、まさかあそこで入れてくるとは思わなかった。十一話からの続きとして、折木の傷心を描きつつあの台詞。

 折木に対する三人の声掛けも興味深かった。
 特に摩耶花の台詞は、原作のキャラクタでは言わなさそうで、かつアニメのキャラクタでは言いそうな、独自の発破かけ。千反田さんの踏み込んだ励ましよりある意味珍しい。
 失意の折木を軸にした動きが難しそうなお話だったが、それぞれの見方が現れていたところが面白かった。