諦め続ける薬

忘れることは、疲れに対する最高の薬。思い出に対する最悪の薬。

軌跡クロスベル:カメラ回転の話

 リベールシリーズ(空三部作)ではフィールド中での視点カメラを自由に変えられたのに、クロスベルシリーズ(零碧)ではできなくなっているよ、どういう理由があったのかな、という疑問から浮かんだ話。前にtwitterでやったし、オチなし。

 最初に浮かんだのは、エンカウント方式変更からの要請だ。おそらくこれが大元だろうと思う。敵にぶつかるかどうかが主な焦点だったリベールのフィールドシステム、それに加えられるように作られたクロスベルのフィールド攻撃。
 クロスベルでもぐるぐるカメラを回転させると、キャラクタ向きのずれが攻撃方向のずれになりかねなくなるなどの理由で、フィールド中でのカメラ回転は廃止されたのだろう、と。

 ただまあ、それ以外の見方もある。
 私が思ったのは、「クロスベルの地形関係をより明快にするため」だ。
 クロスベルは市を中心に東西南北へと各プレイスが設置されている。あの位置関係はシステム的にもストーリー的にも重要だ。その強調のために、あの方角でカメラを固定しておく、という流れ。
 リベールでストーリー上重要となるプレイスもいくつかあるが、それはむしろクエストによって「一度訪れる」ことにより強調される。おそらく序盤の左へのボース移動については、舞台学でいうところの家から外に出る、というのと対応しているのだろう。
 このストーリー展開としての差異が、カメラワークに影響したのではないか。

 ただまあ、あまり説得力はない。リベールでもクロスベルでもまずは各プレイスをまわるところから始まるように設定されている。しかも最初は徒歩。支援課のバスに乗り遅れるイベントだって、ああいった距離感や位置関係をしっかり示すうえで一役買っている。